http://www.surfweb.net/blog/archives/712
で、OpenPNE3をサブドメインにインストールする方法を記載しましたが、ちょっとやややこしくやってますので、もう少し手順をすっきりとまとめてみました。sns.mydomain.com というサブドメインへのインストールを行ないます。
手順修正版
– 最初にCpanelにログインして、サブドメイン”sns.mydomain.com”を作成します。
cPanelにログインしたら、ドメイン -> サブドメイン をクリックします。
サブドメイン : sns
と入力します。次に文書ルートとして、”public_html/sns/web”と指定します。何も指定しないと”public_html/sns”となってしまい、インストール後正しく表示されません。cPanelは文書ルートを指定できますので、煩わしい.htaccessやシンボリックリンクの設定は不要です。
FTPまたはSSHでサーバーに接続します。
ここで一旦作成された、”public_html/sns/web”をsnsフォルダごと削除します。削除は、FTP/SSHいずれからでも構いません。cPanelからの削除ではありませんので注意してください。削除後はFTP/SSHでpublic_htmlを見ても、snsフォルダは見えませんが、cPanelで設定したsnsの文書ルートはバックエンドで生きています。
– cPanelから、OpenPNE3用のMySQLデータベースを作成します。データベースの作成方法はオンラインマニュアルを参照してください。
– OpenPNEサイトからOpenPNE3をダウンロードします。ファイルはzip形式です。2012.2.11時点で配布されている最新版は、3.6.2です。
http://www.openpne.jp/pne-downloads/
ここから変更
FTPでダウンロードしたzipファイルを/public_html直下にアップロードします。転送モードは自動を指定。
SSHより、
cd public_html/
で、public_htmlディレクトリへ移動
unzip openpne-OpenPNE3-OpenPNE-xxxx.zip
を実行してファイルを解凍します。xxxxはバージョンによって変わります。
/public_html/openpne-OpenPNE3-xxxx
というフォルダが作成されてこの中に、OpenPNE3の中身が入ります。
この、”openpne-OpenPNE3-xxxx”というフォルダ名をそっくりそのまま”sns”に変更します。xxxxはバージョンによって異なります。
mv openpne-OpenPNE3-xxxx sns
※この時snsフォルダが存在すると、、public_html/sns/openpne-OpenPNE3-xxxx というようにフォルダがsnsの下に行ってしまいますので、必ずsnsフォルダは事前に削除しておいてからリネームします。
ディレクトリ構造確認
ls -aFl
public_html/openpne-OpenPNE3-xxxx というフォルダがなくなって、snsフォルダにリネームされその中に全てのフォルダ、ファイルが移動していれば成功です。
後はこの前の記事と同じ手順です。必用な作業の後、インストールコマンドを実行すればインストールされます。
リネームしたらsnsフォルダの下にOpenPNEの解凍後フォルダが行ってしまった場合は、リネーム前にsnsフォルダを削除し忘れている可能性があります。確認してください。
これで、サーフウェブカンパニーのサーバーにOpenPNE3.6.2がインストールされました。
http://sns.surfweb.net/