WHMと異なり、Pleskにはスマートなメール送信制限機能がない。それゆえにワードプレスなどの脆弱性からスパムの踏み台にされることがある。最新版にアップデートすれば良いのだが、数が増えてくるとそれも結構大変な作業になる。
その場合、何万と溜まった送信待ちメールを一括で削除する方法を備忘録として書いておく。
任意のディレクトリに、qmhandle-1.3.2 をインストールする。/root/でも良い。方法はクグれば出るので省略。
/var/qmail/bin/qmail-qstat で現在送信待ちのメール数を確認する。
/etc/init.d/qmail stop
で最初に、qmailを止める
./qmHandle -D
を実行
/etc/init.d/qmail start
で、qmialを再スタート
これで溜まっていた送信待ちメールは綺麗になくなる。この作業をcronjobにすれば、自動的に実行することも可能だ。
Plesk Panelから何万もの送信待ちスパムメールを削除するのは大変なので、極力コマンドで行うと良い。
こう比較するとやはり、WHMは高機能だと思わざるを得ない。